会長挨拶

2024-25 年度
東京八王子ロータリークラブ会長
内田 栄

【生年月日】1952月4月7日(72歳)
【職業分類】建築請負
【職歴】
1975年 株式会社金正工務店 入社
1980年 同社 代表取締役社長 就任
現在に至る

【ロータリー歴】
2015年5月 東京八王子ロータリークラブ 入会
2021-22年度 東京八王子ロータリークラブ 役員 幹事
ポール・ハリス・フェロー(マルチプル)
米山功労者

クラブテーマ
「プリンシプルそして変化」

2024-25年度 歴史・伝統そして格式ある東京八王子ロータリークラブの会長を承りました内田栄です。
会長就任にあたり今年度の方針を申し上げます。

設立60有余年の長い歴史と伝統ある八王子ロータリークラブ会長職を打診された時は思わず驚き、言葉を咀嚼するのに精一杯で少し考える時間をいただきました。
自分に託された事は何かをその日から考えました。「会長職を受けることが最大の奉仕である」と先輩会員からお聞きしたことを思い出して承りました。その職責を果たす努力を重ねてまいる所存であります。

さて、今年度のステファニー・A・アーチックRI会長のテーマは「ロータリーのマジック」であります。
女性では2人目のRI会長です。所信講演誌の中ではキーワードとして変化するということがいろいろな言い回しで現れます。
「ロータリーのマジック」のテーマ色には、オレンジとスカイブルーが使われていますが、オレンジは秋の色として季節の移り変わり、一つの段階の終わりと別段階の始まりを表し変化を表す色、スカイブルーは知識と知性、信頼性と忠誠を連想させオープンなコミュニケーションへの意欲を与える色、と説明されています。
これらの色の組合せには、自分自身を変え、世界を変えながら共に前進したいという熱い思いが込められている、とのことです。
そして、ロータリークラブという素晴らしい組織を通じて、世界に変化をもたらすことができる「ロータリーのマジック」を前進・促進させていきましょう、とおっしゃっています。

伊藤千恵地区ガバナーのスローガンは、「飛び立とう!原点を心に」であります。
そのために「今年度は変化にチャレンジする年度に!」と発表されました。
コロナ禍からやっと日常が戻りつつあり、コロナ禍で足踏みを強いられたロータリークラブ活動もここが正念場で回復2年目のこの年度がとても大切になるのだと考えます。
長い歴史・伝統と高い格式を承継しつつ、時代の変化にも柔軟に対応することが強く求められているのだと思います。
変化が求められている今、これは時代の要請だとも思うのです。そうした時代には軸となるフィロソフィーのようなものが必要とされ求められていると思うのです。
ですので、私は理念を大事にする姿勢をプリンシプルとして改めて打ち出したいのです。原理、原則、理(ことわり)を基本に実践してまいりたいと思うのです。
それが当クラブとしての「ロータリーのマジック」につながると信じておりますので、2024-25年度会長テーマは「プリンシプルそして変化」といたしました。

コロナ禍で寸断され回復しつつある社会活動、例会活動を考え、今年度の方針および主な委員会への具体的な活動のお願いを下記にまとめましたので、この一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

  1. 戦略計画委員会

    「3-year rolling targets /Plans」を作成し、単年度に留まらず会員増強、会員相互の交流の在り方等の戦略計画を立て運営に当たってまいります。

  2. 会員管理委員会

    前年度に引き続き、高橋邦名委員長、水村京二副委員長のもと、委員会のみならず会員全員参加での70周年時123名会員達成に邁進してまいります。

  3. クラブ広報委員会

    当クラブの活動状況情報を会員のみならず、対外的にスピード感をもって発信してまいります。
    ホームページ、SNS等のメンテナンス、更新頻度を高め、対外的にもイメージアップを図ります。
    ロータリー情報研修委員会は、(特に入会間もない)会員に向けてのロータリー情報(目的・歴史・変遷・現状等)の基本を定期的に伝え理解を深めてゆく機会(例会・委員会)を用意し、ロータリーの知識およびロータリアンとしての認識の向上を図り、クラブ全体のレベルアップを目指してまいります。
    広報・IT委員会及び会報委員会の二つの委員会は、大きな一つの委員会としてとらえ、委員は協力し合って情報の発信に努めていただきたく思います。
    会員のみならず第三者が見ても魅力ある会報誌及びWEBの作成・配信に努めてまいります。

  4. クラブ運営委員会

    親睦活動はロータリー活動の基本の一つであります。
    親睦委員会は、異業種、年代、性別の異なる会員相互(また会員家族他参加者と)の親睦と情報交換の場面として楽しく有意義な親睦会の開催を目指します。
    開催にあたっては、執行部並びに他の委員会との事前打合せを密に行い、成功を目指します。(通常)例会に於いては受付を担当し、スムーズな例会が執り行えるよう案内を行います。
    特にお客様、卓話講師、ビジターの受付は会場監督とも連携し丁寧に案内をいたします。
    プログラム委員会は、ロータリー活動のもう一つの基本である「例会」のプログラムを推進する重要な委員会です。
    年間を通して大枠の卓話予定をイメージし、著名な講師から当クラブ会員(の講師)に至るまで、会員にとって有意義な例会プログラムを組み立ててまいります。
    また、「オープン例会」などを開催し、新規入会希望者に広く声がけをするなど、会員増強にもつながるプログラムを計画してまいりたいと思います。

  5. 奉仕プロジェクト委員会

    もっともロータリー活動の基本となる「奉仕活動」は、単年度に終わらずしばらく継続的に行われるものが多く、「職業奉仕」、「社会奉仕」、「国際奉仕(SDGs)」、「新世代奉仕」の各委員会と相互協力をし、本年度の奉仕活動を推進してまいります。
    とりわけ、創立60周年記念事業として始めた工学院大学附属中学校・高等学校(の生徒学生)への「青少年のためのSLP(ソーシャル・リーダーシップ・プログラム)」は、青少年(生徒学生)に向けての社会貢献教育プログラムとして意義のある奉仕活動であり、本年度も継続して推進してまいります。(担当のNPO3団体も継続して進めます。)
    なお、本活動は社会奉仕委員会が中心となって行ってきておりますが、青少年のキーワードのもと、本年度は新世代奉仕委員会と協力して推進をお願いいたします。
    また、例年のとおり、地元八王子への地域貢献の一つとして「八王子環境フェステイバル」へ参加し、環境への関心を示しつつ、クラブ広報委員会とも協力し、当クラブの活動の情報発信も積極的に行ってまいります。

  6. 会場監督

    ロータリー活動の基本である「例会」において、品格と秩序を保ち、執行部との事前打合せ・準備をしっかりと行い、毎回有意義で楽しくスムーズな例会の運営を行ってまいります。
    なお、通常例会は12:30開会点鐘、13:30閉会点鐘の基本時間を遵守してまいります。

  7. 米山奨学委員会

    日本独自の奨学基金への会員の皆様への理解をより深め、併せて寄付の協力を推進してまいります。
    また、カウンセラーとも連携し、受け入れ留学生をクラブ全員で支援応援し、国際交流の礎を築くことも進めてまいります。

    会員の皆様、一年間なにとぞよろしくお願いいたします。

活動内容



その他



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