会長挨拶

東京八王子ロータリークラブ会長
小阪 弘
【生年月日】1955年6月7日生(70歳)
【職業分類】美術館
【職歴】トリックアート美術館 館長
【ロータリー歴】
2012年7月 東京八王子ロータリークラブ入会(ロータリー歴13年)
ポール・ハリス・フェロー(マルチプル)
米山功労者
クラブテーマ
「誠実に!謙虚に!」
2025-2026年度 東京八王子ロータリークラブの会長を承りました小阪弘です。
会長就任にあたり今年度の方針を申し上げます。
八王子ロータリークラブは「歴史と伝統あるクラブ」とこれまで称してきましたが、今年度は時勢に合わせて、堅苦しい伝統と格式をもう少し転換しても良いのではと考えています。
私自身も昭和の男ですし、古い考えが根底にあることは否めません。
しかし、昨年度初めての女性会員を迎え、当クラブの雰囲気が良い方向に一変したと感じております。
今年度は多様性と包括性も考えて、誠実に、謙虚にクラブを運営して行きませんか。
今年度のフランチェスコ・アレッツォRI会長のテーマは「よいことのために手を取りあおう」です。
これこそがロータリアンの基本理念であると私は感じました。
RI 会長は「ロータリーの未来を確かなものにするには、組織全体で会員増強に力を注ぐことが不可欠であると、これまで以上に確信しています。
ロータリーの最高の財産は、その歴史でも、プロジェクトでもなく、会員です。
会員は地球上で最も有能なボランティアのチームです」と述べられています。
「会員増強とは単に数字を増やすことでなく、集合体としての私たちの力をさらに高め、ロータリーの力を継承していくことです」ともおっしゃっています。私も全く同感です。
また、田中靖地区ガバナーのスローガンは「ポリオ根絶・環境・平和」です。ロータリーの最も大きな財産は会員であると田中ガバナーも述べられています。
本年度は海外の脚の不自由な子供たちへ、日本から車いすを送る活動も計画しています。
発展途上国では脚の不自由な子供たちは車いすが買えず、ほとんど窓のない暗い部屋で寝たきりで過ごしているそうです。
一方、日本では子供用の車いすは、子供が大きくなると新しい車いすに買い替えられ、どんどん廃棄されている現状があります。
日本で廃棄された子供用車いすをインドネシア等新興国に送ることで、子供たちを暗い部屋から明るい屋外へ連れ出すことができるのです。
私は八王子ロータリークラブの会員になって13年目になります。
当初は何をすればいいのか、自分に期待されている役割は何なのかと、試行錯誤を重ねておりました。
会長を任されることになっても、やはり、本当に自分でいいのだろうか?と自問自答しております。
しかし、お引き受けしたからには、今年度が素晴らしい年度だった、会員も増えた、たくさんの社会貢献ができたと思っていただけるよう、また、会員のご家族の皆様にも楽しかったと感じていただけるよう、全力を尽くす所存です。
ロータリアンの心意気で、日本だけでなく世界のことも理解し、考えて、今日より明日、より良い世界を目指し、常に最善を尽くしていきましょう!