会長挨拶 – テスト
2021-22 年度
東京八王子ロータリークラブ会長
小星 重治
株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット 代表取締役
【生年月日】 1944月4月25日生(77歳)
【職業分類】 医薬部外品開発製造販売
【職 歴】
2006年コニカミノルタ㈱ 顧問を退任
2006年 ホットアルバムコム株式会社 設立 代表取締役
株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット、
株式会社長湯ホットタブ、等 代表取締役
一般社団法人 重炭酸温浴健康法普及促進協会 代表理事
【受賞歴】 1998年 科学技術庁長官賞
1999年 紫綬褒章
【ロータリー歴】 2014年5月 東京八王子ロータリークラブ入会
2018-19年度 東京八王子ロータリークラブ 幹事
ロータリー財団 メジャードナー
クラブテーマ
「すべてに感謝、広げよう強い絆と奉仕の輪」
2021-2022年度の東京八王子ロータリークラブの会長を承りました小星重治です。
会長就任にあたり今年度の運営方針を以下に示したいと思います。
2014年5月に長い歴史と伝統・格式あるこのクラブに入会させていただき、7年間、諸先輩方からご指導いただき、ここまでくることができました。大変感謝しております。
まだまだロータリ歴も浅く不安もありますが、各役員や会員皆様方のお力をお借りしながら、ご期待に応えるべく、誠心誠意活発なクラブの運営を進めてまいりたいと思います。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
活動の方針
1905年2月、マフィアで荒れたシカゴの街、ポールハリスの夢、高い職業倫理を持った様々な職業人が知恵を出し合い街のために何ができるか、毎週会合を重ねながら、生涯の友情を築き、互いの利益を最大化したい、そんな夢を実現するために、1業種1社を入会規則とし、例会場だけでなく互いの仕事も廻し合ったのがロータリーマークが示す原点でもあり、高潔な職業人としての誇りと会員相互のビジネスミックスがロータリーが一気に世界に広がった原動力ではないかと思うのです。
現在の国際ロータリーはむしろここから形を変えようと努力しているように見えますが、今年度、当クラブは可能な限り原点に立ち返ってのクラブ運営を進めてまいりたいと思います。
コロナ禍で社会も経済も激変し、マスク、黙食、非接触が求められる中、会員の職業基盤においても、例会の在り方や仲間との親睦においても、大きな影響を受け、活動が制限されております。このような社会だからこそ、知恵を出し合い、可能な限りビジネスで絡み、強い絆と友情を深め、地域や仲間へ奉仕の輪を広げなければと思います。
他の奉仕団体と一味違う、さすがロータリーと言われるような活動を皆様とともに工夫し、進めてまいりたいと思っています。
今年度RI会長シェカール・メータ氏は、【超我の奉仕】として、自分のことよりまず他人のことを考え奉仕を強力に進めようと説かれ、【もっと行動し、もっと成長する】を提唱、一人が一人を連れてくる運動で17カ月で会員を130万人(10万人増)にするとの高い目標を掲げました。
地区としても3年後5000人を目指す目標を掲げ、増強が重要テーマとなっています。
メータ会長の講演ビデオのメッセージでは、今こそ皆の力を併せ、奉仕を最大に発揮しようではないか、奉仕するとき誰かの人生だけでなく自分の人生も豊かになる、アインシュタインの「誰かのために生きてこそ、人生には価値がある」との言葉を引用し「奉仕を力に」と呼びかけています。
すばらしい力強い奉仕の考えですが、私は、加えて、奉仕の心には、数や力や倫理観だけでなく、なにより今あるすべての事に感謝する心が重要なのではないかと思っています。
ロータリーでも、どなたかのお世話があって初めて入会でき、皆さんが迎えてくれて初めて会員となれます。また、例会一つとってもSAや親睦、広報、会報の方々の努力があって初めて成り立ちます。会社があって社員がいてくれるから例会にも出られます。お客様があるから事業が成り立ちます。アーサー・F・シェルドンが提唱したロータリーでは有名な、“He
Profits Most Who Serves
Best”も、私は、渋沢栄一の座右の銘【順理則裕】とも、父から伝授された【人を立てれば蔵が立つ】とも重なり、すべてに感謝する心から、初めて積極的に社会へ奉仕しようという気持ちが生まれるのではないかと思うのです。
ロータリーの原点に還って、高い倫理観の仲間と世のためになるビジネスの輪を回しながら、会員相互が助け合い友情と絆を深め、コロナ禍を積極的な活動で乗り切って参りたいと思っています。
皆様一層のお力添えをよろしくお願い申し上げます。
具体的な活動
会員すべてが、このロータリークラブに入っていてよかったと思えるような一年になるよう、努力してまいります。各委員会の皆様、よろしくお願い申し上げます。
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戦略計画委員会
単年度主義を補完し、3世代の会長・会長候補からなる委員会で、幅広い意見を取り入れ、中長期的な視点での戦略計画を立て、奉仕活動の運営に当たってまいります。
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会員管理委員会
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① 会員増強・維持委員会
増強は、RIと地区の重点課題でもあります。
当クラブとしても重要テーマとし、年度末までに、10名の増強、実増最低5名を達成したいと考えます。長期会員増強目標は123名ですが、今年度は70名確保を目標とし、若手会員獲得をテーマに積極的な増強を図ってまいりたいと思います。
増強は既会員の満足度とも比例して実現度が高くなります。例会や同好会活動を活発化し、増強活動を支援してまいります。
また増強以上に退会防止も重要です。クラブの魅力や社会的認知度の向上にも努めます。
具体的には、地域経営者へ向けてのクラブ紹介説明資料などの作成や、クラブ紹介説明会なども開催し、広報活動を活発にし、認知度を上げられたらと思っています。 -
② 出席委員会
【出席なければ親睦なし、ロータリー活動の中心は例会から】
例会への出席率を重視した運営を進めてまいります。具体的な目標は、常時出席率90%以上を目指したく、そのためには出席委員会が主体となり、例会出席率を高めるためのリーダーシップを発揮していただき、例会の工夫や日頃の同好会活動の活発化へも積極的な提言をいただき、クラブ全体で盛り上げていただけるよう願っています。
時節柄、感染予防で出席し難い会員の方もいますので、ハイブリッド例会を常設し、出席率を高め、入会希望者もWEB上から参加できる工夫など活性化してまいりたいと思います。
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① 会員増強・維持委員会
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クラブ広報委員会
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① ロータリー情報研修委員会
ロータリーを詳しく知れば知るほど、ロータリーへの愛情もロータリアンとしての誇りも芽生えます。そのため、ロータリー情報研修の強化を図りたいと思います。
全会員が歴史と伝統、格式を重んじる当クラブのメンバーにふさわしいロータリー情報を身につけ、誇りあるロータリアンとして活動し、地域の他クラブ会員からも手本となるよう活動できればと思います。また研修と併せ、現在14名しかいないMy
ROTARY(https://my.rotary.org/ja/)への登録を全会員に促し、My
ROTARYの使い方研修などを通じ、登録率75%以上をめざし、ロータリー情報を身近なものとしていただき、全体のレベルアップを図ってまいります。
新規入会会員を含めた全会員のレベルアップを主題として活動いただきたく思います。 -
② 広報・IT委員会、会報委員会
当クラブの現状認識では、強みは奉仕や親睦、会報などレベル以上のものがありますが、弱みは地域の認知度です。
それゆえ、地域への認知度アップの広報活動を順次強化してまいります。具体的にはWEB上での会報の公開や、クラブ奉仕活動の外から見える化に挑戦したいと考えています。奉仕プロジェクト委員会と協力し、SLPの活動記録等を動画作成し、YouTube等、SNSで公開できれば、より地域認知度の向上につながるものと思います。
会報の作成は本当に大変な作業です。感謝申し上げます。よろしくお願い申し上げます。
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① ロータリー情報研修委員会
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クラブ運営委員会
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① 親睦委員会
会員相互理解と親睦と絆の醸成を進め、コロナ禍の中、あえて会員卓話や職場紹介、職場訪問等、会員相互の理解を深める機会を増やし、炉辺会や、ゴルフ親睦会などでも絆を深め、相互利益の最大化が図れる環境が創れればと思います。さらに同好会の活性化を予算も含め手当し支援してまいります。今年度は例会時お客様がおられる場合、お客様の座る机には必ず接待係を配置いただき、お越しいただくお客様への感謝の念をよろしくお願い申し上げます。 -
② プログラム委員会
出席率を重視した、出席したくなる例会の企画運営が可能になればと思います。
ここ数年進めていただきました会員卓話は人気が高く、また新たなSDGs奉仕活動の各自の家庭や企業での行動計画や実施状況など、会員からの報告で、より出席したくなるような例会が運営できたらと願っています。
また、夜間例会も多くの会員が出席したくなるような絆を深められる催しが可能となれば幸いです。
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① 親睦委員会
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奉仕プロジェクト委員会
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① 社会奉仕委員会
全員参加の奉仕活動を進めてまいりたく思います。
具体的には、SLPとU16プログラミングコンテストにより、地域の小中高の学校教育への奉仕活動を中心に進めたく考えています。SLPは高校生の時から奉仕の精神を学び理解してもらうためにも重要な奉仕活動です。また、一般社会にとっても価値ある奉仕活動かと思いますので、個人情報を守りながらも授業の記録等を動画作成し、YouTube等にアップ、広報できたらと考えます。
U16プログラミングコンテスト支援は、神戸年度にスタートをきりましたが、実質的な活動は今年度スタートします。当期の奉仕活動テーマとも位置づけ進めてまいります。日本のITデジタル教育の遅れを取り戻すためにも、また小宮小学校が日本でもトップレベルの教育モデル校にもなっていることから、国立高専が主体となって八王子地域を日本のIT教育のリーダーシップ的な街にすることを目指す活動を支えていきたいと思います。八王子ロータリークラブとしては、SLPと合わせ、価値ある奉仕活動として、長期取り組みテーマとして育てていくことができればと願っています。 -
② 国際奉仕(SDGs)委員会、職業奉仕委員会
地球のための持続可能なSDGs活動が国連を中心に進められていますが、地球気候変動も食糧問題も、またコロナ禍による経済問題も待ったなしの状況で、30年後には経済にも金融にも世界的な大打撃が予想され、全地球人が自分の問題以上に深刻でかつ緊急課題とすべきテーマかと考えます。特に夏の梅雨期の豪雨被害も秋の巨大台風も新型コロナの出現も地球環境破壊の産物であり、環境保護は待ったなしの状況と考えます。
持続可能な社会に向け、ロータリー会員も地球人としての責任として、各自の企業活動や家庭生活の場で、各自できることを1つでも2つでも目標をもって、国際奉仕活動として、また社会奉仕活動として、行動すべきではないかと思い奉仕活動として取り上げてまいります。
具体的には、各会員の企業内 (職業奉仕) 及び又は、各会員の家庭生活の場で、持続可能な社会へ向けて一つでも貢献できる具体的なテーマを目標設定していただき、それぞれが主体的にI
Serve活動として進められたらと考えます。委員会がこの活動の枠組みを強力に推進していただければと思います。
また、その計画や成果を卓話等で発表していただき、会員間で共有していければと思います。取り組み可能な具体的なテーマとしては、あくまでも例ですが、1)プラスチックごみの削減 2)ペーパーレス化 3)炭素電力の削減
4)再生可能エネルギーの利用促進 5)包装材料の削減、その他各自工夫され、活動できればと思います。 -
③ 新世代奉仕委員会
米山奨学生のサポートや、SLP、U16プログラミングコンテスト等の奉仕活動のサポートもお願いいたします。
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① 社会奉仕委員会
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SA 会場監督
毎週の例会はZOOMハイブリット例会となります。準備から実施、司会進行と大変ですが、よろしくお願い申し上げます。
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3000回記念例会(SA、親睦等で、実行委員会推進)
おそらく3000回例会を達成したクラブはそう多くなく、「質素だが価値ある記念例会」になるよう考えたいと思います。最低限の予算で、諸先輩たちが長い歴史を積み重ね築いた奉仕の歴史や成果を探り、これを讃え、新たな記憶に刻むためにも、3000回を振り返る意味ある例会にできればと思います。早急に実行委員会を創り進めてまいりたく思います。
全会員の皆様のご参加ご協力をよろしくお願い申し上げます。